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写真＝『アゲイン・マイ・ライフ』放送画面スクリーンショット

『アゲイン・マイ・ライフ』イ・ジュンギがイ・ギョンヨンを倒す唯一の対抗馬ユ・ドングンに手を差し伸べ、より一層レベルアップした。特に政界はもちろん、大韓民国を停止させてしまう、公職者の子供たちの兵役不正が収められたパンドラの箱の公開を目前にし、一瞬も目を離せない没入感を与えた。

先日6日に放送されたSBS金土ドラマ『アゲイン・マイ・ライフ』（演出 ハン・チョルス、キム・ヨンミン / 脚本 ジェイ、キム・ユル / 脚色 イ・ビョンホン / 制作 SAMHWA NETWORKS、KROSS PICTURES）9話の視聴率は首都圏10.1％、全国10.1％、瞬間最高視聴率は11.7％まで上がった。自己最高視聴率更新と同時に、同時間帯および金土ドラマ1位の強力なパワーを見せつけた。これと共に20～49歳の視聴率は3.8％で、こちらもまた金曜日全体の放送の中で1位を堂々と更新した。

この日の放送でキム・ヒウ（イ・ジュンギ）はチャン・イルヒョン（キム・ヒョンムク）を捕まえろという検事長キム・ソクフン（チェ・クァンイル）の指示を受けるとすぐに国立芸術財団とソン・ジンミ（パク・ナウン）の自宅を家宅捜索し、続いてチャン・イルヒョンがホサン化学から献金を受け取った通帳を確保、賄賂受領の罪での逮捕に成功した。この間にキム・ソクフンはチェ・ガンジン（キム・ジヌ）を呼び出し、自分たちの罪を揉み消すものが必要だと、こっそりといつ野心を露わにするかわからないチョン・ソッキュ（キム・チョルギ）のパソコンに未来電子のペーパーカンパニー名義の架空通帳の履歴を忍ばせ、ソッキュを不正検事に仕立て上げる策略を練った。丁度その時キム・ソクフンがチャン・イルヒョンとの関係を切ったことに疑問を抱いていたキム・ヒウは、キム・ソクフンが新たなイシューで国民の目を引いた後、未来電子不正事件に蓋をしてチャン・イルヒョンに反省する時間を与えた後、また呼び戻す計画を立てていることはもちろん、チャン・イルヒョンの替え玉にチョン・ソッキュを充てようとしていることまで把握した。

これにキム・ヒウは逆攻を狙った。チャン・イルヒョンを完璧に取り除く為に記者たちの前で独断の献金検事に関する言論ブリーフィングを開いた後、チョン・ソッキュの事務所に隠しカメラを設置してチェ・ガンジンの工作現場を押さえた。これに検察内部は騒ぎとなり、キム・ソクフンは事を大きくするキム・ヒウに怒りを露わにしたが、むしろブリーフィングのおかげでキム・ソクフンは検察改革の唯一の希望であり次期検察総長として有力だと取り上げられる等、予想外の結果となった。キム・ソクフンは自身に有利な方向に状況が進むと、キム・ヒウに「チャン・イルヒョン事件を上手く終わらせろ。始めたら確実な結果を見せなければ。」と手綱を渡す等、キム・ソクフンがキム・ヒウの大きな目標に本格的な一歩を踏み出させた。一方、チャン・イルヒョンは出口も見えない国民たちの信頼の為、自分を犠牲とすることに怒り、さらに一人で罪を被らない為に後輩チェ・ガンジンに噛みつき、ガンジンの弱点である性接待不正を餌として投げた。

このように、『走るキム・ソクフン、ジャンプするキム・ヒウ』の見えない戦いは逆転の逆転が繰り返される迫力あふれる展開で60分を6分にした。またキム・ヒウはチャン・イルヒョンに続く次のターゲットとしてチェ・ガンジンの
父親が運営するSHCエンターを射程に入れた。これまでチェ・ガンジンは放送界の孫の父親の為にSHCエンターの不正や問題になる事件を事あるごとに隠ぺいしてきた。これにキム・ヒウは確実なイシューとして事を大きくする為、キム・ギュリ（ホン・ビラ）とク・スンヒョク（イ・ギョンミン）にSHCエンター所属俳優チョ・ユナ（イ・ジアン）に近づくように頼み、彼女から不正プロポフォール投薬と既婚の資産家との隠密な出会いを斡旋した不正内容を入手した。これにキム・ヒウはイ・ミンス（四・三分）からSHCエンター所属男性俳優の兵役不正リストまで手に入れ、チェ・ガンジン一家の再生不可能の為に拍車をかけた。

そのような中、キム・ヒウと国会議員ファン・ジニョン（ユ・ドングン）の運命のような出会いが描かれた。以前の人生でファン・ジニョンはチョ・テソプに対抗していた唯一の政治家であり、キム・ヒウがチョ・テソプを捕まえる為に必ず必要な人物であった。キム・ヒウがチョ・テソプの取り巻きにテロされそうになったファン・ジニョンの娘の命を救ったことが縁となり、キム・ヒウがファン・ジニョンに「今準備していることを止めてください。チョ・テソプに向けた刀を振り回すこともできないでしょう。議員さんの周りに裏切者がいます。見つけなければいけません」と助言をしたが、ファン・ジニョンはこれを信じず、キム・ヒウを警戒した。しかしキム・ヒウの言葉のとおり、ファン・ジニョンの補佐官がチョ・テソプと手を結んでファン・ジニョンを裏切る等、目が離せない展開で緊張感をより高めさせた。

これにドラマの最後、キム・ヒウは同僚たちに見捨てられたファン・ジニョンを探し、ジニョンにチョ・テソプを倒すパンドラの箱である公職者の子供たちの兵役不正リストを渡した。これと共に「議員さんを助け、チョ・テソプを捕まえたいです。この箱を開けることが出来る人は議員さん以外にいません。箱を開けた瞬間、世間は騒がしくなると思いますが人々は最後の希望を見ることが出来ます」と、ファン・ジニョンに手を差し伸べ、次回をより楽しみにさせた。

一方、『アゲイン・マイ・ライフ』は人生2回目、能力値満点レベルの熱血検事が絶対悪を倒す物語。7日午後10時に10話が放送される。

イ・ギョンホ 記者

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